2023年6月11日、日曜日。
雨降りの今日、第164回 簿記検定試験 3級を受けてきた。
会場は商工会議所。
感想を一言で表すと、「むずかしかった」。
そう思った理由や詳しい感想なんかを述べてみよう。
〈1〉問題数について
大問が3つ。
- 仕分けをする「題1」:15問
- 示された総勘定元帳等に基づいて計算等をする「題2」:2問
- 決算整理前試算表や決算整理事項に基づいて表を完成させる「題3」:1問
問題にもよるが、勘定科目は記号で記入すればよいため、「勘定科目を書く」という時間がそこまでかからない。
〈2〉試験時間について
60分。
問題を解きまくり、考えずに記入できるくらいまで練習しておけば、解答後に見直す時間を十分に確保できそうだ。
〈3〉自身のコンディションについて
まず、勉強期間が長すぎてダレていた。
受験申請から1か月という期間があった。
また、勉強を始めてからは、やったりやらなかったりも含めると10か月くらいかけてしまった。
それには、年に3回ある「統一試験」の機会を1回逃してしまったため、ムダに勉強期間を延ばしてしまったという理由がある。
次は、本番を想定した練習が足りなかった。
問題集等は、一応時間を計って取り組んではいた。
ただし、あくまでも一応。
自宅で練習していると、たとえ時間を計って取り組んだとしても、解き続けられてしまう。
すると、とりあえず全てを終えるまで続けてしまい、解答できて、正解だったとしても、時間がかかりすぎている実感がない。
こんなやりかただったから、明確に時間制限のある本番では、当然だが自宅で練習していたような余裕はなく、記入・計算のミスも多発する。
見直す時間どころか、全てに解答する時間さえなかった。
感想
90%くらい記入して終わった。
借方貸方の金額不一致もあった。
見直す時間は全然なかった。
70%以上の得点で合格のはずだから、記入できたものが80%正解していれば、はれて合格。
私以外の受験者は高校生ばかりだった。
簡単なイメージを持たれていそうな3級でも、合格率は70%くらいだというから、不合格でも、ま多少はね。
ちなみに簿記検定にもCBT方式が取り入れられ、受験しやすくなった。
とはいえ、あらゆるパソコンスクール的な施設で受験できるわけではない。
CBT方式の随時受験とか自宅から近い場所での受験とかのメリットが活きないなら、年に3回の「統一試験」に絞って取り組んだほうがいいかもしれない。
CBT:Computer Based Testing は、各地のPCスクールのような施設が試験会場となり、そこでPCを用いて受験できる。