2021年もしくは令和3年11月28日、日曜日。晴れた日。
今日は待ちに待った「潜水士」の試験日だった。
本来の会場は県外で、そこまで行くのはさすがに億劫というか、お金も時間もかかりすぎてしまう……堂々巡りしていることを、昔書いていた。
(その記事内では2018年から思っていたとあるが、参考書を買ったのが2017年らしいので、1年早い2017年から受験願望はあったようだ)
一年に一度の「出張試験」を頼っての受験。
会場は、大学の講義室。新しい校舎のようで、教室の床は絨毯敷き。足音が気にならない、良い環境だった。
また、会場である大学も、JRの駅から徒歩5分ほどととても近く、今年はかなり好条件―つまり、受験者に優しい会場だったように思う。
潜水士試験には、講義室二部屋が割り振られていた。一部屋に100人ほどで、合計200人ほどはいただろうか。
そして驚いたことというか、そもそもどれくらいの年齢の人が受けるのか見当もつかなかったのだが、20代―それも前半くらいに見えるような若い受験者が多くいたように思う。
女性は3-4割ほどだっただろうか。
他の試験同様、試験開始までの時間で、試験監督による説明がされる。
試験自体は、特筆すべきことはないかな。
鉛筆又はシャープペン、消しゴムで進めるというだけだ。
そのほか、個人的に書き留めておきたいことをいくつか書いておく。
・令和3年6月の試験から、試験は4時間通して行われる。(それ以前は午前2時間、午後2時間に分けられていた。)
・問題用紙は持ち帰り不可である。
・合格者にはその旨の通知はがきが、それ以外のものには合計点と各領域の点数の通知はがきが郵送される。
受験したことの証として、問題用紙を持ち帰りたいと思ってしまう質なので、回収されるのは少しだけ残念だった、かも。(途中退室でなく、試験時間の終わり―時間切れ―まで居れば持ち帰れるという試験もある。)
それと、合否だけでなく、点数も通知してほしかったとも思ってしまう。(潜水士含め、安全衛生技術試験協会の資格試験では、先にも書いたように不合格の場合は点数を知らせてもらえるようだ)
国家資格という性質による措置なのだろうか。
それはともかく、
「不合格だった場合の再受験用宛名用紙」(左の白い紙)
「合格だった場合の免許申請の手引き」(右の茶封筒)
を頂いて、会場を後にした。
「手に持ったままでも、見られても平気」でないのなら、A4の封筒をそのまま入れられる鞄が必要。
小さい鞄だったため、すこし汚れてしまった。
おわりに。
この先は誰の役にも立たないことです。
1年ぶりくらいに電車に乗りました。電車は来るだろうかと、ちゃんと乗れるだろうかと、行きの電車を待つ間が一番緊張していました。
学生でも大学関係者でもない者が大学の構内に入るという貴重な体験をした。実際は、見て回るなんてできないけれど。
夕日に照らされた帰りの電車内。ほどよく空席があり。席に座り、両隣にも人が座っていて。そんな状況で本を読むというのがとても心地よく。
そしてやはり、結果発表が待ち遠しいです。が、4年以上も、受けたいと思い続けていた試験。受けられたことが、個人的にはなによりも嬉しいです。
ですが同時に、これまで鎮火・再燃を繰り返して勉強を続けてきたのが、試験の勉強はここでひとまずおしまいになったことに寂しさも覚えます。