好 -kou

繊細人を自称し、香り・匂い・音・服好き。音楽を聞くこと書くことが好き。植物動物も好き。

精油の記録23本目~バジルスィート

2021年12月19日、日曜日。

 

テーマ
精油の簡単な紹介と、使っての感想」です。

 

まずは本「バジルスイート精油」の情報。

精油:バジルスィート(CTカビコール)
メーカー:ease aroma shop
学名:Ocimum basilicum
科名:シソ科
部位:開花時の先端部
抽出法:水蒸気蒸留法
原産国:インド

 

ハーバル系統精油・バジルスィート。

産地は上記の他、マダガスカルやフランス、エジプト。

水蒸気蒸留法により、花の咲いた先端部分、葉から得られる。

作用には、鬱血除去、強肝、健胃、抗ウイルス、抗鬱、抗炎症、抗感染、抗菌、刺激、消化促進、神経強壮、頭脳明晰化、鎮痙、鎮痛等があるという。

皮膚への刺激があるようなので、濃度に注意したい。

ケモタイプがあり、こちらはカビコール(メチルカビコール)と言われる方。

葉はイタリアや東南アジア料理によく使われる。

 

ここからは感想。

瓶の口から嗅ぐと、ごくわずかな甘さとコショウのようなスパイス感があり、乾燥した薬草・香草の様な印象をもつ香り。

”乾燥した”感が強く、同じシソ科のミント類の清涼感はない。

植物としてのバジルは香草的な良い香りだが、精油では香りが強く、上記のような独特さがさらに強く感じられるので、個人的には少し苦手かもしれない。長い間嗅いでいられない。少なくとも、この精油単品での芳香浴はしたくない香り。

 

植物としてのバジルは、花屋さんやホームセンターでもよく見られる。生命力が強い。害虫、とくにハダニが非常によくつく。

f:id:lovesol:20210910203910j:plain