廃れてなんかはいないだろうけど、一時期流行っていた電子辞書。数十冊の辞書をたった一つの機器で利用できる。電子辞書なら、重量も占有空間も、機器一つ分しか要さない。メリットしかないようにも思える。
そんな時代でも、欲しい本があれば、私は敢えて。はじめに書店に足を運ぶようにしている。
しかし、探している本が書店に置かれていないことも多い。
”売ってない……!”となった時の対処法―本の探し方を記録しておこう。
作者を応援したいという思いから、基本的には新品で購入する方法を書くことにする。
ネットで探す
1.Amazon
私がよくやる方法。欲しい本はとりあえずAmazonで検索する。
例えば、農業検定2級用学習参考書。商品ページの右の方。この本なら、Amazonの倉庫に16点ある。まだ気持ちにゆとりが持てる。
別の商品。こちらはなんと、残り1点。次このページを表示させたときには売り切れている、かもしれない。
上の2点の例では、”入荷予定あり”との記載がある。売れてしまっても望みはある。
2.書籍横断検索システム
最大26のオンライン書店の在庫状況を調べられる。
新品だけでなく、中古、またCD・DVDなんかも調べられる。
比較的どの書店でも在庫があり、すぐにでも購入できる。
”在庫なし”やら”絶版”やら。注文もできない。
このように、検索すると書店名とその在庫状況が一目で分かる。在庫があるものなら、ショップに移動して、注文もできる。
知ったばかりのサービス。
3.Honya Club
オンライン書店「ホンヤクラブ」。日本出版販売株式会社が運営している。
在庫ありなら、【買い物かごに入れる】というボタンが表示され、購入できる。
在庫がない場合は【入荷お知らせ希望に登録】というボタンが表示される。入荷したときにメールをくれるそうだ。
これも最近知った。
4.e-hon
株式会社トーハンが運営している。
店頭で支払いをするため、クレジットカードがなくても利用できる。
注文した商品を、指定した書店または自宅に届けてくれる、非常にありがたいサービスが利用できる。
こちらも最近知った。
5.honto
大日本印刷株式会社が運営している。
丸善,ジュンク堂,文教堂,戸田書店などの大型書店と連携しており、多くの在庫から検索できる。
丸善は、取り寄せも対応してくれる。(取り寄せ依頼をした商品が、指定した丸善の店舗に届く。)これは感謝に堪えないサービス。
アプリ限定の機能かもしれないけれど、書店のどこの棚に本があるかを棚番号で示してくれる。
『フランス語のしくみ 新版』では、本の画像の下、【近くの書店で探す】をタップすると、この本の在庫がある書店を表示してくれる。
”遠くの書店にしか置いてない。買いに行けない。”そんな時でも心配はいらない。近くの書店に取り寄せてくれる。ただし、取り置き対応をしている店舗に限る。
一方。
『Another 3rd period』では、【近くの書店で探す】がない。また、紙書籍(通販)の詳細を表示したところ、「現在お取り扱いできません」……。hontoに連携している書店の、どの店舗にも在庫がないのだそうだ。
店舗で探す
探すというか、店員さんに尋ねるというやり方。
・本の名前
・著者名
・出版社名
あたりを予め控えておく。「ISBN」や「出版時期」もあるとなお良いらしい。
こちらの方法では、お店まで行く必要がある。また、忙しくなさそうな時を狙う等、店員さんに話しかけるタイミングも重要である。
以上が、欲しい本が見つからず残念な思いをした私の探し方。
ちなみに私は、架空の検定「本探し技能検定」初学者のため、初歩的な方法しか書けなかった。