好 -kou

繊細人を自称し、香り・匂い・音・服好き。音楽を聞くこと書くことが好き。植物動物も好き。

欲しい本が見つからずじたばたするあなたに。

 廃れてなんかはいないだろうけど、一時期流行っていた電子辞書。数十冊の辞書をたった一つの機器で利用できる。電子辞書なら、重量も占有空間も、機器一つ分しか要さない。メリットしかないようにも思える。

 そんな時代でも、欲しい本があれば、私は敢えて。はじめに書店に足を運ぶようにしている。

 しかし、探している本が書店に置かれていないことも多い。
 ”売ってない……!”となった時の対処法―本の探し方を記録しておこう。

 作者を応援したいという思いから、基本的には新品で購入する方法を書くことにする。

 

ネットで探す 

1.Amazon

私がよくやる方法。欲しい本はとりあえずAmazonで検索する。

f:id:lovesol:20200224123210p:plain

『日本の農と食を学ぶ 中級編』で検索した結果。


 例えば、農業検定2級用学習参考書。商品ページの右の方。この本なら、Amazonの倉庫に16点ある。まだ気持ちにゆとりが持てる。

 

f:id:lovesol:20200224123453p:plain

Mr.Childrenのシングル『Replay』商品ページの一部


 別の商品。こちらはなんと、残り1点。次このページを表示させたときには売り切れている、かもしれない。

 上の2点の例では、”入荷予定あり”との記載がある。売れてしまっても望みはある。

 

2.書籍横断検索システム

 最大26のオンライン書店の在庫状況を調べられる。
 新品だけでなく、中古、またCD・DVDなんかも調べられる。

f:id:lovesol:20200224124458p:plain

『日本の農と食を学ぶ 中級編』の在庫状況。


比較的どの書店でも在庫があり、すぐにでも購入できる。

 

 

f:id:lovesol:20200224124934p:plain

『MOTHER The Original Story』の在庫状況。


”在庫なし”やら”絶版”やら。注文もできない。

 このように、検索すると書店名とその在庫状況が一目で分かる。在庫があるものなら、ショップに移動して、注文もできる。
 知ったばかりのサービス。

 

3.Honya Club

 オンライン書店「ホンヤクラブ」。日本出版販売株式会社が運営している。
 在庫ありなら、【買い物かごに入れる】というボタンが表示され、購入できる。
 在庫がない場合は【入荷お知らせ希望に登録】というボタンが表示される。入荷したときにメールをくれるそうだ。
 これも最近知った。

 

4.e-hon

 株式会社トーハンが運営している。
 店頭で支払いをするため、クレジットカードがなくても利用できる。
 注文した商品を、指定した書店または自宅に届けてくれる、非常にありがたいサービスが利用できる。
 こちらも最近知った。

 

5.honto

 大日本印刷株式会社が運営している。
 丸善ジュンク堂文教堂戸田書店などの大型書店と連携しており、多くの在庫から検索できる。
 丸善は、取り寄せも対応してくれる。(取り寄せ依頼をした商品が、指定した丸善の店舗に届く。)これは感謝に堪えないサービス。
 アプリ限定の機能かもしれないけれど、書店のどこの棚に本があるかを棚番号で示してくれる。

 

f:id:lovesol:20200228203709p:plain
『フランス語のしくみ 新版』では、本の画像の下、【近くの書店で探す】をタップすると、この本の在庫がある書店を表示してくれる。
 ”遠くの書店にしか置いてない。買いに行けない。”そんな時でも心配はいらない。近くの書店に取り寄せてくれる。ただし、取り置き対応をしている店舗に限る。

一方。
f:id:lovesol:20200228204138p:plain
『Another 3rd period』では、【近くの書店で探す】がない。また、紙書籍(通販)の詳細を表示したところ、「現在お取り扱いできません」……。hontoに連携している書店の、どの店舗にも在庫がないのだそうだ。

 

 

店舗で探す

 探すというか、店員さんに尋ねるというやり方。
・本の名前
・著者名
・出版社名
あたりを予め控えておく。「ISBN」や「出版時期」もあるとなお良いらしい。
 こちらの方法では、お店まで行く必要がある。また、忙しくなさそうな時を狙う等、店員さんに話しかけるタイミングも重要である。

 

 以上が、欲しい本が見つからず残念な思いをした私の探し方。
 ちなみに私は、架空の検定「本探し技能検定」初学者のため、初歩的な方法しか書けなかった。