2022年5月7日、土曜日。
こんばんは。
精油についての覚え書きです。
本精油の情報
精油:タイム ホワイト/Thyme White
メーカー:イーズアロマショップ/ease aroma shop
学名:Thymus vulgaris
科名:シソ科
部位:花の先端・葉
抽出法:水蒸気蒸留法
原産国:スペイン
感想
”薬”といった印象が非常に強い香り。
タイム精油は殺菌作用が強いようだが、香りを嗅ぐと、なるほどと頷けそうだ。
溶剤・薬剤・薬品・消毒剤・病院……どことなく苦みがあり、とにかく、植物というよりも、そのようなたとえをしてしまう。
「タイム」という植物のエッセンスだと知らない状態で嗅いでいたなら、私なら何の香りかは、間違いなく分からなかった。
上のたとえのような匂いのため、植物・精油だということすら分からなかっただろう。
薬っぽい香りというと、私が思う代表的な精油にユーカリやティートリー、ローズマリーがあるが、今回のタイム精油は異質な感じ。
殺菌作用を求めて他の精油と混ぜてスプレーで使っているが、タイムの香りが、多めに入れた他精油の香りをかき消し、薬のような匂いになってしまった。
正直なところ、とくに単体では”芳香”とはいいづらい。
私は苦手だ。
苦手だけれど、よくある「シャープな」とか「すきとおった」といった尺度でなら高評価?高得点な香りで、使いどころはあるんだろう。
色で表せば、銀色か、透明な灰色。
さいごに。
この精油を嗅いで、幼児期に、近所にあった花屋さんで嗅いだ匂いを思い出した。
精油は発酵系の匂いでは全くないので、あの日の匂いは肥料ではなく、何かを塗装した後とか薬剤とかの匂いだったのかなと、懐かしさをタイム精油に思う。