好 -kou

繊細人を自称し、香り・匂い・音・服好き。音楽を聞くこと書くことが好き。植物動物も好き。

アロマ35本目~'22ブレンド精油〈生活の木〉

2022年3月12日、土曜日。

 

 

精油の紹介、感想」です。

 

精油の情報

精油ミモザ ブレンドエッセンシャルオイル
メーカー:生活の木
主な精油ミモザベルガモットネロリなど

 

感想

精油は瓶のキャップを開けずともほのかに香りが分かる、ものもけっこうあるように思うけれど、本精油は、キャップを開けるまでは何も香らない。

 

キャップを開け、鼻を近づけると、

まず、「スポーツドリンク?」と思ってしまうような、あの独特の匂い。

その直後は、甘い花の匂い。
この甘い花の匂いには、植物であるがゆえの青っぽさや酸味系の香りの要素は”良い意味で”全然ない。

乾いていて、甘い。

特徴的なのは”粉っぽさ”があることだ。
こちらもまた良い意味合いの表現である。
もっと上品に書くなら、”パウダリー”といったところだろうか。

 

粉っぽいミルキーな甘さで、「この匂い、どこかで、なにかで嗅いだことあるなー」と記憶をたどってみる。

どうやら、幼いときに祖母が使っていた、「化粧用具やパフ」を思い出させる懐かしさもこの精油は持ち合わせている――と思ったのはあくまでも私的な経験であった。

 

香りの印象をまとめてみると、

一瞬スポーツドリンク → 甘い花から粉っぽい甘さへの緩やかな変化

スポドリ”的な匂いを感じてしまうのは、ネロリベルガモットの爽やかさゆえだろうか。

 

香り以外のことも書いてみる。

この精油は箱の感触が心地よい。

生活の木」の他の精油の箱は、コーティング加工紙なのか”つるつる”で”つやつや”だ。

しかし本精油は、半紙をよりきめ細やかにしたような触り心地であり、それにより無機質でなくやさしい感じがする。

厳しい冬が去ってゆく予感を覚える。

2022年の新作ブレンドということで、香り以外のところにも力を注いだのがわかるようだ。

嗅覚だけでなく視覚・触覚でも楽しめるようなつくりである。

というのは大げさだろうか。

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