好 -kou

繊細人を自称し、香り・匂い・音・服好き。音楽を聞くこと書くことが好き。植物動物も好き。

精油の記録その8~ローズマリー〈e・a・s〉

2021年6月12日、土曜日。

こんばんは。

 

【今日のテーマ】

アロマ」です。

 

 

ブランド

【ease aroma shop】

 

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ローズマリー(シネオール)/Rosemary CTcineole

ケモタイプが生じることで知られるローズマリー精油。そのなかの「シネオール」。

香りの印象

瓶の口から嗅ぐと、重い。

分かってもらえないとは思うけれど、外国産の、酸味が強いフルーツジャムに鼻を近づけて嗅いだ時の匂い
甘くなく、さわやかでもない。でも、なんとなく果物っぽいかなと思える濃さ、強さ。

これが、この精油の最初の印象。

 

そのあとに、すっきりとした、鋭い”ローズマリー特有の香り”が感じられた。

ここでなぜか、病院?……というより、幼いころに連れていかれた「美容院の匂い」を思い出し、とても懐かしい気持ちになった。
あんまし嗅ぐことのない匂いかな。

成分が、薬品様の匂いを作り出しているのだろう。

植物のローズマリーはとてもいい香りだけれど、ローズマリー精油は、近くで嗅ぐのは控えたくなるほどに強い。

 

匂いの色は、透明の赤

開封日:2021年6月12日土曜日)

 

 

精油の情報

精油ローズマリー(シネオール) Rosemary CTcineole
学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科
部位:花・葉
抽出法:水蒸気蒸留法
原産国:チュニジア(他北アフリカ、スペイン、フランス等)

抗ウイルス、抗菌、循環促進、神経強壮等の作用があるとされる。
ローズマリー精油には、頭脳を活性化させ記憶力を高めるという珍しい働きがある。

 

 

 

ケモタイプについて、バーグ文子氏の『アロマテラピー精油辞典』より。

ケモタイプ (Chemotype) (CT) 

同一の学名の植物から抽出した精油でも、生育地の気候条件(日照時間、気温、降水量)と土壌条件(標高、pH、組成成分)が異なると、化学的構成が大きく異なることがあり、これをケモタイプと呼びます。ケモタイプの精油は使用法や目的、刺激度が変化します。特にケモタイプが出やすい種には、ローズマリー、タイム、バジル、ニアウリなどがあり、頭文字をとってCTと表されます。