2023年4月4日、火曜日。
名前は「カモミール」。
Victsingという中国のメーカーより発売されている精油。
まずは瓶の口から嗅ぐ。
合成っぽい香りという印象。
香りは、強く、はっきりとしている。
少し詳しく書くと、
- あたたかみのあるフローラル系の洗剤
あるいは - フローラル系のボディソープやシャンプー
などで嗅いだことがありそうな香りだ。
体温程度にあたためてから深く吸うと、香りが消える頃に草の青っぽさがでてきて植物・花の香りだと思えるようになる。
次は布に垂らしてみる。
香りに少し粉っぽさがあることが分かった。
そして、より花―自然の香り―らしく感じられる。
上記二通りの嗅ぎ方をしても、”人工的”という感じが拭いきれなかった。
メーカーやブランドについては分からないけれど、ラベルと箱の表示、液の性状から
- 100%天然のエッセンシャルオイル
- 植物の原産はイギリス
- それを中国でボトリング
ということを信じよう。
本精油の情報
名称:Chamomile
メーカー:Victsing
学名:Matricaria recutita
部位:flowers 花
抽出法:steam distillation 水蒸気蒸留法
原産国:United Kingdom イギリス科名:キク科
ひとつ少し残念に思うことがあった。
それは、「液が紺色ではなかったこと」だ。
今回のこの精油は、その学名からすると「ジャーマンカモミール」。
ジャーマンカモミール精油の大きな(?)特徴は、精油を得る工程における成分の変化により、濃紺などの青い色をしていること。
実際、この精油は薄い黄色だった。
いつか実物の青を見てみたいものだ。